1927年創業の老舗呉服メーカー。3代目である喜晴さんは、祖父・治三郎さんの『和の文化に精魂こめて』という創業の精神を引継ぎ、日本の文化、職人の文化、まわりの人を大事に、呉服の仕事にたずさわっている。
職人と伝統技術を守るため、着物の新しい世界観と価値を創造するブランド「治三郎(JISABURO)」を展開する。
布の上に絵を描くように多彩な色で表現する染色方法。
模様が絵画のようにデザイン的に構成されているものが多く、日本独自の文様染めの代名詞として世界的にも広く知れ渡っています。
1976年には、経済産業省指定伝統的工芸品に指定されました。
日本が誇る伝統技術である染めの技法をいかし、「先端×着物」を組み合わせた京都発のブランドを展開し、希少価値のある商品を生み出していきたい。
願いは、呉服染めの技術を使って、みんながしあわせになること。
「作り手の気配や誇りを感じられる、ホンモノを選びたい方にぜひ使っていただきたい」
南商店のみんなの想いが込められているのが南商店の新事業ブランド「治三郎(JISABURO)」だ。
「治三郎(JISABURO)」が提供する商品は、100%南商店の職人が手掛けた生地からできている。
まっさらの白生地は、日本の伝統技術、“染め”を極めた南商店の職人の見事な染色技術により、美しい着物生地や帯に生まれ変わる。
さらに、南商店には独自技術により生まれた漆器のような麗しい美しさを再現したオリジナルの生地「うるし」がある。
職人たちの卓越した技があってこそ「治三郎(JISABURO)」の品々は価値を生み出すのである。